スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「暑いわね……」

水瀬さんはそう言うと手に持ったグラスに口を付けた……

誰が持ってきたのか分からないが、風鈴が風を受けて、
ちりん、ちりん。
と涼しげな音を立てている。

「千早はこの暑さの中、よく平気ねえ……」

隣に座っている真は片手でうちわで自分自身を扇ぎながら
タンクトップの裾を掴みぱたぱたしている。

引き締まったお腹がちらちら見えている……
ここにプロデューサーがいたら急いで追い出すとともに
真を注意しなければならないが
今はテレビ局への挨拶周りでいないので黙っていることにする。

「そうでもないわ……内容がまったく掴めないもの」

私はといえば、
プロデューサーと小鳥さんの二人に薦められて推理小説を読み始めたのだが
この暑さのせいで話の内容が理解できていない。

そんな状況でも読んでいるのは
プロデューサーのお気に入りの一冊だからなのだろう、
プロデューサーはもちろん恥ずかしくて誰にも言えないが……。

水瀬さんは一言

「そう……」

と言うと高槻さんのライブのレポートを眺め始めた……
がすぐにテーブルに投げるように置くと

「あーもう!なんでクーラー壊れてるのよこの事務所は!」

と怒鳴り始めた

「うー……レッスン会場で涼もうにもどこもやってないからなあ……」

真は少し意識が朦朧とし始めているらしい……

時間はまだお昼を過ぎたばかりで
雲ひとつ無い空が、この暑さがまだまだ続くことを簡単に想像させてくれる……

今日はオフで、プロデューサーに会いに来たのだが失敗だったのかもしれない

「そういえば二人は今日はどうして事務所に?
 確かラジオの収録がある律子以外はオフだった気がするのだけど」

「特に理由はないわね」
「特に理由はないねえ」

同時に返事が来た

「そう……」

このまま事務所にいては、疲れを取るどころか熱中症に掛かりかねない
パタンと小説を閉じるとソファから立ち上がる

「あれ、千早どこかいくの?」

「流石にこの状況の事務所にいるのは厳しいから、
 家に帰ろうかと思って」

「あー……あれ?そういえば千早ってこの辺りに住んでるんだっけ?」

「ええ、最近この辺りに引っ越してきたわね」

二人の目が輝きを取り戻してきたように感じる

「千早、今からあなたの家にお邪魔してもいいかしら?」

「え、ええ構わないけれど」

「千早、僕もいっていいかな?」

「ええ……でも特に何もないわよ?」

「クーラーがあれば何でもいいわよ」

水瀬さんのその一言につい苦笑してしまった。

「よし、それじゃ早く行こう」

真はそういうとホワイトボードに
自分の分と共に私と水瀬さんの所に帰宅と記入し始めた

水瀬さんはグラスを給湯室に片付けに

私も帰り支度をしなくては……
はて、何か忘れている気がした

何を忘れているのだろうか?

「千早何してるのさー、早くいこーよー」

「あ、すぐに行くからちょっと待って」

小説を鞄にしまい、忘れ物がないか確認する
……忘れ物はないようだ

「遅いわよ、早くしなさいよっ」

怒られてしまった……
それでは二人を家に招待するとしよう

……しかし何を忘れているのかしら



机の上の、プロデューサーとの2人で撮った写真に気づいたのは
家の鍵を開けた直後で、水瀬さんと真から思いっきりからかわれる事になるのでした。



9月26日完成
スポンサーサイト

らくがき


伊織「あんたたちは……如月千早の逆鱗に触れたのよ」

ドン!

冬馬「なっ!」

(会場の盛り上がりが凄まじいことになってるわね……)

伊織「確かにあんたたちが言うように律子のプロデュースはまだ荒削りだし、まだまだ未熟よ……」

伊織「でも、律子のプロデュースを受ける事は私たち3人が望んで決めたこと」

伊織「今のままじゃ先に進めないから、追いつくには同じ事をしてては駄目だから……」

伊織「いつまでも負け続ける気なんてないわ……いつか千早の上に行ってやるつもりよ……」

伊織「まあそんなことはどうでもいいわ……」

伊織「今のあいつなら全盛期の日高舞だろうがなんだろうが飲み込むわよ……あんたたちはそれに耐え切れるのかしら?」






勝手にこんなのを妄想してるわけです・・・

あうあー

とりあえず、明日の昼ぐらいにはマイリスト整理を終わらせたいなあ・・・
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。